家事代行3社で働いてわかった本音──ベアーズ・タスカジ・CaSy、経験者が正直に比較

目次

はじめに:3行で結論を言います

  • 研修重視ならベアーズ一択。スキルは確実に上がる。ただし時給は低い。
  • しっかり稼ぎたいならCaSy。時給が高く、追加報酬の仕組みが充実している。
  • 自分のペースで長く続けたいならタスカジ。最近のランク制度の改善もポジティブ。

この記事を書いた人

家事代行スタッフ歴8年。ベアーズで約5年(契約社員・トレーナー経験あり)、その後タスカジ・CaSyで現役稼働中。

「どこで働けばいいか」は、家事代行に興味がある方からよく聞かれる質問です。でも正直、会社によってまったく違います。この記事では、実際に3社で働いた経験をもとに、時給・研修・働きやすさを正直に比較します。

3社比較一覧

ベアーズタスカジCaSy
時給1,250円〜1,230円〜3,000円(自由設定)1,500円〜2,250円
交通費実費実費880円固定
研修◎ 業界最高水準△ オンライン中心(有料講座あり)△ オンライン中心
追加報酬なしランクによる指名料・心づけ・AI自動追加など
雇用形態雇用契約(契約社員・バイト)業務委託(個人事業主)業務委託(個人事業主)
仕事の取り方早いもの勝ち(会社経由)お客様に選ばれるのを待つアプリでポチって即マッチング

ベアーズで5年働いて思ったこと

研修は本当に手厚い

ベアーズの研修は、業界の中でも群を抜いていると思います。座学から実技まで、丁寧に教えてもらえる環境が整っています。

私はここでトレーナーも経験しましたが、新人スタッフの同行研修を担当するうちに、自分のスキルもさらに上がりました。1日2件の現場をこなし続けることで、技術だけでなく、お客様対応や段取りの組み方まで身につきます。

「家事代行の基礎をしっかり学びたい」「プロとして通用するスキルを身につけてから動きたい」という方に、ベアーズの研修は間違いなくおすすめです。

でも、時給はずっと低かった

5年いて、時給は最終的に1,250円前後。東京都の最低賃金(1,226円)に近い水準です。

契約社員になって業務量や責任が増えても、給与はほぼ変わりませんでした。努力が収入に直結しない仕組みに、正直しんどさを感じていました。

また、外国人スタッフ(月給制)が優先的に案件を割り当てられる構造があります。時給制の日本人スタッフは、案件がキャンセル扱いになることも。現場のリアルな問題として、頭に入れておいてほしい点です。

ベアーズを選ぶなら

「スキルを積む場所」として割り切るのが正解かもしれません。ここで経験を積んでから、CaSyやタスカジに移るという流れは合理的です。私自身そうしました。

タスカジで働いて思ったこと

研修はオンライン中心

タスカジの研修は、動画やオンライン講習がメインです。自分のペースで進められるのは良い点ですが、実技のサポートは少なめです。ただし、有料でベテランタスカジさんが講師をつとめる講座があります。実践的なスキルアップを目指す方は、こうした講座を活用するのも手です。

時給は自由設定──でも現実は?

タスカジの時給は自分で設定できます。最低1,230円から、ベテランになれば3,000円以上も可能です(公式には「業界最高水準」とうたっています)。

なお、タスカジは業務委託契約なので最低賃金法の適用外です。東京都の最低賃金(1,226円)と比べると1,230円はわずかに上回っていますが、安く設定すれば仕事は入りやすくなる一方、「安くないと仕事が取れない」状況になると本末転倒です。ランク制度をうまく活用して、実力に見合った時給設定を目指しましょう。

交通費は実費支給です。

ランク制度が変わった(良い方向に)

以前は、タスカジ側が独自の非公開基準でランクを決めていました。何をすればランクが上がるのかわからず、モヤモヤしていたスタッフも多かったと思います。

最近(試験的な取り組みとして)、最高ランクまで自分の判断でランクを上げられるように変わりました。実力や実績に自信がある方にとっては、やりやすい環境になってきています。タスカジも変わりつつある会社です。

タスカジを選ぶなら

マッチング型で個人のペースで動きたい方、特定のエリア・曜日だけ稼働したい方に向いています。

CaSyで働いて思ったこと

時給の高さがまず違う

CaSyは時給1,500円〜2,250円。ベアーズと比べると大きな差があります。

交通費は880円固定(案件ごと)なので、近場の案件を選べば選ぶほど実質的な時給が上がります。同じ駅エリアで2件連続で入れれば、移動コストをほぼゼロに抑えながら高時給で稼げる計算です。

追加報酬の仕組みがユニーク

CaSyの特徴として、指名料や心づけなどの追加報酬があります。

さらに、駅から遠い・バス利用が必要など、マッチングしにくい案件にはAIが自動で報酬を上乗せする仕組みがあるようです(詳細は公式からは非公開ですが、現場ではそういう実感があります)。また、自治体との連携案件では、一定の条件で報酬がアップされることも。こうした「頑張れば稼げる」仕組みは、他社と比べて充実しています。

どんどん改善されている

CaSyは制度や仕組みをどんどんアップデートしている印象があります。「今の仕組み」が半年後には変わっていることも珍しくない。良い意味で、常に進化している会社です。

ただし研修は薄め

研修はタスカジと同様、動画・オンライン系が中心です。ベアーズのような手厚い実地研修はありません。「ある程度経験があって、すぐ現場に出たい人」「稼ぎを最大化したい人」向けの環境です。

仕事の入り方がまったく違う

3社を比較するとき、見落とされがちな重要な違いがあります。それが「どうやって仕事を取るか」です。

ベアーズ:案件を探して、会社に連絡する

会社のシステムに掲載されている定期・スポット案件を検索して、希望に合うものを見つけたら会社に連絡します。基本は早いもの勝ちです。希望した案件がキャンセルになることもあります。仕事の主導権は「会社」にある、という感覚です。

タスカジ:プロフィールを整えて、お客様に選ばれる

稼働したい日のカレンダーを公開しておくと、お客様がタスカジさんのプロフィールやランクを見て依頼を申し込みます。自分が選ぶのではなく、「選ばれる」仕組みです。プロフィールや実績をきちんと整えることが、仕事を安定させる鍵になります。

CaSy:アプリでポチった瞬間にマッチング完了

登録されている案件から自分で選んで申し込むだけ。アプリ上でタップした瞬間にマッチングが完了します。同じ駅エリアで2件連続して入れるなど、スケジュールを自分でコントロールできるのがCaSyの最大の特徴です。「自分のスケジュールは自分で決めたい」という方には、CaSy一択と言っていいと思います。

結局、どこで働けばいい?

未経験・スキルアップ重視 → ベアーズ

研修の手厚さは業界トップ。スキルをしっかり身につけたい方は、まずベアーズで経験を積むのがおすすめです。「稼ぎは後でいい、まず基礎を固める」と割り切れる方向けです。

プロとして実績を積みたい → タスカジ

業務委託で個人のペースで動けます。自分で時給を設定できるため、実力をつければつけるほど収入に反映されます。「選ばれる家事代行スタッフ」としてブランドを作りたい方向き。

スケジュールも収入も自分でコントロールしたい → CaSy

時給・交通費・追加報酬、すべての面で最も稼ぎやすい環境が整っています。仕事の取り方もアプリで完結するため、自分のペースでスケジュールを組みたい方に最適です。

まとめ

3社それぞれに、良いところと悪いところがあります。「どこが一番いい」ではなく、「自分に今何が必要か」で選ぶのがポイントです。

私自身は、ベアーズで基礎を固めて、今はタスカジ・CaSyで現役稼働中。それぞれの良い部分を活用しながら働いています。

「家事代行で働いてみたいけど、どこから始めればいいかわからない」という方は、まず登録だけしてみるのもありです。登録は無料で、案件を見てから稼働するかどうか決められます。

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この記事を書いた人

はじめまして、ぽてと申します。
家事代行の仕事を始めて8年目になりました。
いろんなことをやりたい病気なので、履歴書に収まり切れないほどの職種を経験してきました。現在もいろいろな仕事をやっています。
そんな中でも家事代行はとても楽しく長く続いています。

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